寄木細工について
箱根寄木細工は江戸時代後期、箱根畑宿の木工師 石川仁兵衛氏によって箱根山中の豊富な素材と潤沢な木材を生かし、優れた技法による箱根寄木細工が始められ、国内はもとより、海外にも名声を博し、日本の伝統的芸術となっております。
箱根寄木細工は、自然がおりなす原木の味をそのままに、数々の天然の多彩な色と木目、木肌の異なった木を寄せ合わせ、精巧な幾何学模様を作り、特殊なカンナで薄く削ったもの(経木状)を「ズク」と称し、木箱、文庫、タンス等に表面加飾する法と薄く「ズク」にせず、模様板の「ムク」のまま加工したものがあります。
平均した厚みに薄く削り「ズク」を作るには、精緻な注意力と高度な技術を要し、数十年の経験と熟練を必要とする手工芸品であります。
【商品】:無垢尺八 八角盆(Kirー001)
【商品のサイズ】:295X295mm 高さ19mm
【特徴】滑り止め加工
お手入れ法
※直射日光、高温、多湿の場所を避けて、柔らかい乾いた布で拭いてください。
使用有色木材一例
白・・・マユミ、アオハダ、ミズキ
黒・・・カツラジンダイ、黒柿
黄・・・ニガキ、クワ、ウルシ
茶・・・エンジュ、サアダ、クス
紫・・・ウオルナット
青・・・ホウ
赤・・・チャンネン、楠赤身等々