★商品状態について★
ユーズド商品です。
作者が古い方ですので多少の経年はありますが、全体的に綺麗な商品です。
地板に使用による擦れがある部分がありますので、拡大画像にてご確認ください。
天板、中板はとても綺麗な状態で、天板にほんの小さな目立たない当てがあるだけです。
こちらも合わせてご確認ください。
組み立て式ではなく、完成している状態の棚で、バラバラにはなりませんがとてもしっかりした造りになっています。
上質な京塗で、見た目より軽さがあり、品の良いお品です。
梅の異名を好文木というので、「好文棚」と名付けられました。
二月の取り合わせにぴったりです。
木製溜塗の商品です。
この商品は共箱、包布付きでの販売です。
★寸法★
高さ 約50.5cm
幅 約40cm
奥行き 約36.5cm
●湯浅華暁(ゆあさ かぎょう)
1875年〜1952年。
大正から昭和にかけて活躍した京漆器界の名工。
●好文棚 惺斎好
好文棚(こうぶんだな)は、溜塗の三本柱で、天板と中板は三角形の入角で、向う二面に梅の花の透しのある脇板がつき、中棚の下の柱に鰭板(ひれいた)が付き、地板は四方形の手前を少し切断した五角形になった形の小棚です。
大正十一年十二月一日の北の天満宮献茶の節、北の天満宮に因んで、木屋町棚の香狭間透かしを梅の花透かしにかえて惺斎が好まれたものである。
梅の異名を好文木というところから好文棚と名付けられた。
◎好文木とは、中国の皇帝が『文を好めば梅開き、学を廃すれば 梅閉づる』と云ったことからつけられた。
学問を怠ると梅の花が咲かず、励むと花開くということ。
やはり使われる時季は梅開く頃になります。