【サイズ】約 縦37X横27X高4mm
【重さ】約14.8g
【付属品】ルースケース・隕石の真正性保証書
【コメント】錆防止の樹脂コーティングあり
【種類】石鉄隕石 パラサイト
【発見地】ベラルーシ共和国ホメリ州ブラギン地区
【発見年】1810年
【ブラヒンの豆知識】
1807年にブラギン地区の農民が80kgと20kgの2つの塊を発見し研究所に送りました。その後、第二次世界大戦中にブラヒン隕石のサンプルはドイツ軍によってウクライナのキエフで盗まれたりベラルーシの首都ミンスクでも戦時中に消失しました。しかし、2002年には隕石飛散地域北端の深さ3m付近で227kgの塊が新たに発見されました。
【石鉄隕石 パラサイト】
丸みのある粗粒状のカンラン石とその間を埋める鉄-ニッケル合金から出来ておりパラサイトという名前はシベリアの山中にあるクラスノヤルスク付近で発見された隕石を研究したドイツの博物学者ペーター・ジーモン・パラス氏にちなんで1772年に名付けられました。パラサイトの鉄-ニッケル部分はオクタへドライトなのでエッチングによりウィドマンシュテッテン構造が現れトロイライトやシュライバーサイトが含まれていることが多くあります。