VOX VRM-1 REAL MCCOY WAH ワウペダル〈ボックス〉
35,200円 合人民币: 1769.79
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VOX
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大分県
楽器de元気
好评 差评
オリジナルのブランドによるオリジナル=ヴィンテージVOXワウの完全再現
1967年 VOXブランドから登場、クライド・マッコイ(Clyde McCoy)氏のトランペットのミュート奏法を再現するために開発されながら、瞬く間にギターの表現力アップに有効であることが判明したWah-Wahペダル。それがジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンといったアーティストが象徴的なパフォーマンスや楽曲を生み出すために使用したペダルです。その後、70年代、80年代から現在までワウを1台も持っていないギタリストはめずらしいほどでしょう。

現存する当時の実機は現在ヴィンテージ・ユニットと呼ばれ、希少であるだけでなく、その時代ならではのトーンを持つ機材として、高い人気を誇っています。
しかし、それらのヴィンテージ機材は高価で、部品の信頼性も現在の基準から見ると低く、ステージでの使用は現実的ではありません。つまり金銭的に手が届かなかったり、交換部品の入手が非常に困難になっているといった実用性に難があることが事実なのです。
今回VOXはオリジナルのワウを徹底研究、その秘密を解明することに焦点を当て、伝説的なトーンを求める人々に、マッコイ・ワウとV846の究極に理想的な個体と全く同じトーン特性を持つ「新品」を提供する目標を達成しました。

音楽的な用途で使い分けできる2つのタイプ、VRM-1とV846 Vintage、そして全体がクロームメッキに包まれたVRM-1 Limitedが登場します。

■開発秘話
究極に理想的な個体を見つける
ヴィンテージ・ワウは、ユニットごとにサウンドが異なることで有名です。シンプルな回路と個体差が大きい部品により、同じ製造ラインの2つのワウの音色の違いは、「昼と夜」ほど違う、と言えるほどでした。

今回はその、しばしば「Holy Grail = 聖杯」という言葉で例えられる、究極に理想的な個体と呼べるビンテージの実機を手に入れることで開発がスタートしました。

象徴的な周波数カーブの秘密
完璧なユニットを入手すると、すぐに標準的なオールドの個体と周波数特性のA/Bテストを開始しました。

ここから、「究極 」ユニットのユニークな周波数カーブを生み出すヴィンテージ・パーツの背後にある魔法を理解するための私たちの長い旅が始まったのです。

それでは少し詳しくお話ししてまいりましょう。

その1:インダクター
「Halo」インダクターは、ヴィンテージ・ワウの心臓部であり、「魂」でした。ヴィンテージ・ユニットのインダクターの特性を正確に測定することで、私たちのワウに使用するHaloインダクターのレプリカを作り出しました。

VRM-1とV846 Vintageでは、トーン特性の違いを出すため、インダクターを若干変更しています。

VRM-1は象徴的な鼻にかかったトーンで、中域が強調され、ウォームな、歌うようなトーンが得られます。リードギターの1音1音の表情を際立たせる奏法に最適です。
V846 Vintageは、よりアグレッシブなトーンで、スウィープ・レンジが広く、高域が強調されています。いわゆるワウワウ効果の決定版と言えるサウンドです。

前述したように、ヴィンテージ・ワウはヴィンテージ部品の許容差により、結果的な特性には個体差が生じていました。しかし、インタクターを構成する中心的な部品であるコア材を微調整することで、特性を大幅に安定させることができました。これにより、求められるトーンを損なうことなく、すべてのユニットで一貫したトーンを提供できるようになりました。

その2:ポット
ペダルからギヤを経て動く可変抵抗=ポテンショメーターこそが、ワウのスイープに命を吹き込むパーツであることは明白でしょう。
正しい寸法で設計された筐体(後述)に組み込まれる事により、ヴィンテージのニュアンスを再現するのに重要なパーツになります。
ヴィンテージから取り外し、同じカーブになる様に調整して、粘りのある音色変化を作り出しました。
VRM-1とV846 Vintageでは異なる抵抗値、カーブにしています。

その3:トランジスタ
ヴィンテージにも使われているのと同様の型番と外観である、BC109という金属缶パッケージのトランジスタを使用しています。
缶タイプは、外装部分がトランシスタの端子の一部であるため、組み立てると直面する底板の影響を受けやすい構造になっています。
同様のトランジスタが入手できたものの、60年代の部品と比べて音色が違ったため、音色の調整をするため回路を追加しました。そのためオリジナルには見られない追加部品がありますが、違った時代のパーツで昔を再現するための工夫を加えたのです。

その4:抵抗
ギターアンプにおいて「カーボンコンポジット」抵抗が珍重されることがありますが、60年代後半になると安価で品質の安定した「カーボンフィルム」抵抗が一般的になりました。
68年に始めて登場したWahにもカーボンフィルム抵抗が採用されていました。
今回の復刻でもカーボンフィルム抵抗、ただ大きめの1/2Wサイズを使い、チップ抵抗や1/4W抵抗とは違った柔らかなヴィンテージ・ワウの質感を再現しています。

その5:コンデンサ
Wah回路において、特に音色に影響を与えるコンデンサは2個所に使われる容量0.01uFの物です。
ヴィンテージ・ワウに搭載されるコンデンサは特殊形状のため現在において量産で使う事は不可能でした。
本製品にはメタライズドポリエステルコンデンサを採用し、10種類以上の候補からもっとも深みのある音色のコンデンサを選びました。

その6:ケース
ケースの設計はWahというエフェクト・ペダルの構造において、足を置く角度やペダルの可動範囲に影響を及ぼすため、重要な要素になります。

表情豊かにWahをコントロールするには、足の感覚をたよりに微妙な操作が必要になるため、たとえ電子部をすべてヴィンテージから乗せ換えたとしてもケースが違えば”別物”に感じてしまうでしょう。
そこで新規に金型を起こすべく、ヴィンテージを分解して下ケースとペダルの3Dスキャンを行いました。ヴィンテージと同じ角度で動くペダルはポットと合わさってヴィンテージ・ワウのニュアンスを再現します。

SPECIFICATIONS
INPUT端子 : 1 x モノラル・フォーン・ジャック
OUTPUT端子 : 1 x モノラル・フォーン・ジャック (to amplifier)
電源 : 1 x 9V乾電池(6LF22/6LR61、006P)(別売)

外形寸法 (W X D X H)
102 x 253 x 80 mm / 4.02 x 9.96 x 3.15 inches
1.3 kg / 2.86 lbs (not including battery)
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