Fender Japan STM-60 初期型（Eシリアル）

フェンダー・ジャパン製、ミディアム・スケールのストラトキャスターです。この機種に興味をお持ちの方は本機のみならずストラト全般に関して知見のある方が多いので、文字数制限もあることから詳細なスペック等の説明は割愛します。

出品にあたり以下のセッティングで問題がないことを確認しました。

　ゲージ：09-42
　チューニング：レギュラー
　スプリング：川掛け3本
　ブリッジ：僅かにフローティング
　弦高 12F：
　　6弦＝1.9-2.0mm、1弦＝1.6-1.7mm

ネックは構えた状態で僅かに順反り。アンプ出力でビビリ等はなくパフォーマンスに支障が出る要素は見当たりません。
ロッドは最初の所有者から購入以来いじっていませんが、出品にあたりネックに負担のかからない程度で確認したところ、左右それぞれに60度程度までは回ります（まだ回る“感覚“ はありますが、これ以上は回しません）。
極端な弦高下げやダウン・チューニング等をしなければ、今の安定した状態で問題はないはずです。ただしネックを含めギターの状態は様々な要素で変化しますので、新しいオーナー様の環境の元、ギターと向き合いながら必要に応じてセッティングしていってください。

なお、本シリーズはネックが細く薄いため、トラスロッドを安易にいじるとネックに多大な負担をかけてしまうことにもなりかねませんので、調整は信頼のおける専門店にお任せしたほうがよろしいかと思います。この点、差し出がましいようですが念のため付言しておきます。

コントロール類には多少のガリがありましたが、接点復活剤噴霧後いじっているうちに気にならない程度になりました。

【付属品】
　アームバー（最後の写真にある、黒キャップの通常品となります）
　Fender Japan汎用ソフトケース

クローゼットに長期保管のまま、近年ほとんど弾いていなかった本機ですが、全体の印象はそれなりの使用感はありますが悪くはないと思います。特にネックはきれいです。写真のコメントもご参照の上、ご検討の程よろしくお願いいたします。


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