肉筆色紙 大津絵 松山画
大津絵とは、滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、さまざまな画題を扱っており、東海道を旅する旅人たちの間の土産物・護符として知られていた。
大津絵の画題を唄い込んだ元唄・音曲・俗曲、大津絵節を元に踊る日本舞踊の一種にも、「大津絵」の名がついている。
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大津絵の特徴と魅力は「人間風刺」にある。
ほかにも、「瓢箪なまず」は、つかみどころのない人の心を表し、「猫と鼠」は、いつかは食べられる身なのに、猫と仲良くしようとする身の程知らずの鼠を描いている。
いずれも、一筋縄ではいかない、人の心や人間関係を表現したものだ。