竜二十銭銀貨 Dragon 20Sen 明治9年(1876) 後期トメ明 Characters Separated NGC-MS64
直径:23.50mm
重量:5.39g
品位:銀0.80/銅0.20
明治9年(1876年)の前期と後期で表面のデザインが若干異なります。 明治の「明」が、前期は 「ハネ明」 、後期が 「トメ明」 と呼ばれる字体になっています。
幕末から明治に掛けての日本の誇る伝説的エングレーバーである、加納夏雄の案による龍図が大変美しく、収集家からも人気の高い貨幣です。
加納夏雄は、1869年、新政府から新貨幣の原型作成を依頼され、門下生と共に試鋳貨幣の作成を担当しました。当初はそれを元にイギリスに極印の作成を依頼する予定でしたが、見本を見たイギリス人技師ウォートルスが「これほどの名工が居るのにわざわざイギリスに依頼する必要はあるまい」と、その完成度の高さに驚嘆したことにより、新貨幣はデザインから型の制作まで全て加納および門下生に一任されることとなりました。
本品は二大鑑定会社のひとつNGC社にて鑑定済みの品であり、密封されたスラブと言われるケースに入っている為安心してご購入できます。
NGCのMS64は全部で45枚。これ以上のグレードのものは世界で66枚となります。
本品は国内大手オークション会社にて落札したものです。真贋についてはそこでも鑑定済みです。
種類...穴銭/古銭
国...日本