没後40年近くたった今なお絵画愛好家に絶大な人気を有するパリの画家・荻須高徳のF10号油彩画「巴里」です。
荻須高徳はかつてシラク当時仏大統領から「最もフランス的な日本人」と評されたほど、フランスにおいて最も著名な日本人画家の一人で、1956年、フランス政府より栄誉あるレジオンドヌール勲章を授与されました。
その画業の素晴らしさは言うまでもなく、多くの伝記や記事が世に出されてきました。
当方は彼の作品を他に2点収蔵しておりますが、いずれも高額になりますので、今回はこの「巴里」に限って出品させていただきます。
キャンバス裏の写真中央に青色の英字でありますように、当時パリ在住の画家たちに大変人気を博していた日本製の「FUNAOKA」の画布が使用されています。
「Oguiss」のサインは画布の表裏に正しく書かれており、額縁裏に夫人の荻須美代子さんの鑑定シール(現在の公式鑑定人は娘の荻須恵美子さん/参考写真は荻須美代子さんの他作品の鑑定シール)もあります。
荻須高徳の作品は高額で1000万円以上になりますが、お好きな方に格安にてお譲りしたいと存じます。 ※当方は研究者の分析により真作として扱っております。
画寸:天地53㎝×左右45.5㎝
額寸:天地69.5㎝×左右62㎝
※額裏にテープの剥がし痕が3ヵ所あります。
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