かつての富士フイルムが開発した固定焦点・固定シャッターのトイカメラです。
丸、三角、四角を組み合わせたかわいいボディはほぼプラ製で、とても軽量です。
使い方も簡単で、絞りを設定したあと右、左と三角部分を押すだけでシャッターが切れます。
赤窓がついている方式なので二重露光も可能です。
フィルムは通常の35mmではなく、6×6cmで撮れるブローニー判フィルム(120フィルム)を使用します。1本で12枚撮れます。
当時の子供向けカメラとはいえ、レンズの実力は意外と馬鹿にできないもので、晴れの日などは思わぬ描写力を発揮してくれます。
ノスタルジックに撮れる、いいカメラだと思っています。
作例ありますので、是非ご覧になってください。
独自な工夫として、組み込みフード外周と赤窓に遮光テープを貼り、遮光対策とフードズレをしにくくしてあります。
また、フィルム室内各所に気持ち程度ですが内面反射対策を施してあります。
当時物の可愛いケースが付きます