5mmほどの破れがございました。

私が描いたものです。
10年以上前に、北海道で学生をしていた時に描きました。
傑作です。
ルーズリーフに描いており、ただの素人の落書きです。
ただ、気に入っています。
描いたら紙の上で何かが生まれそうと予感があり気が向いたら描き出しますが、普段は絵を描くことはありません。
私にとってとっても苦しい時間だからです。
出品する絵もそうですが、何を描いたわけでもありません。
頭の中にあり、センスに頼ってなんとなく紙に落としたものです。
センスで落とし込む作業は日常で会社員をしている頭では難しく、ネジを外していかなければ描けません。
ネジを外す作業が苦しく、小学生の頃から美術の時間はヒーローになれましたが、仕事にするのは無理だと思いいまに至ります。
美術の時間は絵を描き始めると机の周りに人が集まり、集まった人に釣られて2列目から背伸びをして覗く子もチラホラと。
1列目より2列目より数メートル先の机から様子を気になり後ろを向く子が好きだったり、水彩画のようにボヤボヤっとした記憶にくすぐられくすぐったくて、また記憶に戻してあとで取り出したいよう。
八ヶ岳の森から通う先生に気に入られ、60歳くらいの先生を好きな先生だったと思い出しました。
美術の成績は学年で一番よくて、先生からは美術の高校を紹介されましたが行くこともなく、いまでは真逆にあるような業界です。
クリエイティブ力は必要はなく、クリエイティブさを加えるとトラブルになるような業界にいます。
窮屈さはありますが、文章と交渉ごとを武器になんとなく生き残っています。
最初はみんなびっくりするほど仕事は出来ませんでした。
昨日も言われました、変わったと。
そして、最初はびっくりしたと。
この絵が誰かに届いて誰かは困ってしまうかもしれませんが、10代後半の人が頭を捻らせて描いていた絵がいまだに勝手な傑作ということで、受け止めてくれる方がいたら嬉しいです。
いま見ても、10代までの私の生き様が詰まっています。
色々あった、人それぞれ色々ありますよね。
何枚も描ける絵ではないので、手放せる価格にしました。

文章を書くことは好きで、普段は文房具を出品しております。
趣味を聞かれると、「文章を書くこと」と言うようになりました。

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