中国のアンティークショップにて購入しました。とても綺麗な作品です。素材は当方素人でよくわかりません。アンティーク品ですので、完璧を求める方は購入をお控えください。
縦 約75mm
横 約50mm
【参考】
17世紀~20世紀頃、清朝下の中国では、人々の間で鼻から粉末状のたばこを吸い込む「嗅ぎたばこ」が流行し、その容器である「鼻煙壺」が数多く製作された。
鼻煙壷とは、漢字を見てもわかる通り、鼻で煙を楽しむためのツボです。 嗅ぎ煙草を入れておくための容器、または喫煙具のことを指します。 物によって多少違いはあるものの、大きくても高さ約10センチ程度です。
中国へと伝わったのは17世紀中頃で
当初はイエズス会の宣教師によって
清朝皇帝など権力者たちへ贈呈されました。
”鼻煙香”とは、
粉末状にしたタバコの葉に龍脳や麝香などの香料を調合したもので
極少量を小皿や手に受け鼻から吸い込んだり鼻孔にすりつけたりして楽しみます。
しかし、湿気の強い中国では密閉することが必要となり、
薬瓶をヒントに小さな口にコルクで蓋をし
細い匙を差し込んで粉をすくい出す容器が生み出されました。
玉や瑠璃・硝子・陶磁器・象牙などを素材とした精工な鼻煙壺が誕生していきます。
お値下げはごめんなさいm(_ _)m
お値段交渉にはお返事しませんのでご了承下さい