白晒木綿を赤く染めた越中褌二枚組です。筆者こだわりの前垂(まえだれ)やや短めの褌です。赤色の染料は、発がん性物質を生成する恐れのあるアゾ染料(特定芳香族アミン)ではないので、安心して着用できます。
【注意】お使い始めの際は、当分、単独で手洗いして下さい。何度か洗濯するうちに色落ちがなくなり、他の衣類と一緒に洗濯できるようになります。
● 立褌(たてみつ):長さ96cm 幅30cm 全周折返し補強
● 横褌(よこみつ)(紐):長さ138cm 幅2cm
● 立褌と横褌の交差部に力糸(ちからいと)を用いて補強
● 洗濯後のサイズ
立褌:長さ94cm 幅30cm
横褌(紐):長さ136cm 幅2cm
● 洋服にも合うように前垂を短めに裁断
長い前垂は着物には合いますが、洋服の場合、前垂が長いと股間で絡み、半ズボンでははみ出てくる危険性があります。現代では短めの前垂が合理的で、筆者はその方が格好良く感じます。
● 横褌(紐)は、140cm近くあり、恰幅の良い方でも着用できるようにしています。幅34cmの晒し布を4等分し、四つ折りにして紐にしていますのでしっかりした紐になっています。写真のように臍下三寸(約10cm)腰骨の上端部を通るように締めると緩みません。
【参考】和田爺が半世紀以上愛用してきた越中褌は、江戸時代に発明されたものです。高温多湿の日本の気候風土に最適な下着であったことから日本人男性に歓迎され、数百年もの間、廃れることなく存続。現在も人気があるのは晒木綿製のもので、通気性と吸湿性に優れ、清潔でシンプルな伝統の健康下着です。パンツやブリーフなどのゴムの締め付けや化繊によるかぶれが気になる方にもおすすめです。和の心を持った越中褌は、誕生日、父の日、敬老の日、還暦などの贈り物にも良く、高温多湿に悩む海外の方々にもクールで健康的だと喜ばれています。
このたび、ファンのご要望にお応えし、72歳の和田爺が現在愛用している白晒越中褌と同じ素材の晒木綿を赤く染めた越中褌を謹製し、購入者のご健勝とご発展を願って「気合」と名付けました。勝負褌ともいえる赤褌(あかふん)ですが、特に還暦祝や気分転換などに重宝される一品ですので、一つ一つ心を込めて縫製しています。
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