故 木南知加選 造 備前焼 獅子です。
箱などの付属品なし。
「知加選作」の陶印あり（画像12）。


【商品の状態】
・上唇にソゲあり（画像9）。
・左前足の爪にカケ（窯傷？ 画像14）。
・股の間のパーツの継ぎ目（画像17）から、左後ろ足の付け根のヒビ（画像16）や左後ろ足のスネと足首の直し跡（画像18）が繋がっているようなので、左後ろ足が折れるなどして大幅に修復したと思われます。
・左後ろ足のふともも部分（画像19）や尾の根元（画像20）にヒビを埋めた跡がありますが、これらはヒビの大きさ的に見映えが悪いという理由で窯傷（焼きヒビ）を埋めた跡だと思います。


※他にも直しがあるかも知れませんが、素人目には以上のものしか見つけられませんでした。



【サイズ（画像1の状態）】
高さ：50cm
横幅：46.8cm
奥行：35.9cm
重量：23kg
素人計測のため多少の誤差はご容赦ください。



【配送方法について】
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【木南知加選（きなみ-ちかせん、1908〜1992年）】
1908年、備前市東片上生まれ。
旧制高等小学校卒業と同時に陶芸の道に。
若くして素質を認められ、岡山県工業試験所の推薦を受け、商工省陶芸伝統生となり、国立試験所（沼田一雅）のもとで、陶技を習得。

陶進舎同人を結成し、山本陶秀、伊勢崎陽山、金井春山、2代藤原楽山、鈴木黄哉等と共に研鑽し、細工物一筋に励んだ。

中年期に戦争に召集され、除隊後招かれて備前高校窯業科教師を22年間務め、後進の指導にあたる。
定年退職後はインベ陶芸泰山窯にて作陶する。

80年、岡山県職業訓練功労者表彰にて優秀技能者として岡山県知事賞表彰。
その後、清麻呂窯の製作主任も務めた。
92年、没。




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