荒木良忠氏のガラスの花生け (一輪挿し) です。
サンドブラストによりガラスがかなり深くまで削り込まれ、萩の葉が立体的に浮き出ています。
彼は、サンドブラストによるガラスの加工を得意としていたようですが、メルカリでも出品が1点あるのみで、現在はサンドブラストによる作品は出回っておりません。
どこかの時点で、制作をやめられたものと思われます。(注)
(注) サンドブラストによる加工法は、砂に含まれるシリカが粉塵となり、遊離シリカとなってじん肺を引き起こす危険性が高いとして、各国で使用禁止となってきました。
この花生けの萩は、サンドブラスト工法による特有の表情が彫り出されております。
サンドブラスト加工による貴重な作品です。
大きさ 高さ 26.8cm
胴径 8.5cm
口径 4.0cm
(価格見直し ¥18,000 → ¥12,000 '25/04/19)