発掘の品を数寄者が手にして一応とくりとして使えるようにしたものですが、
肌荒れもひどいので、参考品として捉えてください。
首は欠損したところに、鎌倉〜室町時代の灰釉瓶のものを継いであります。
直し箇所の金は当方で本金泥を蒔きました。
水を入れると15枚目以降の画像のように全体に変色が出ました。
数日経つと元に戻ります。

短時間では漏れはありませんが、
長時間だと肌全体に湿り気を帯びてきますので、
やはり参考品として捉えていただくのがベストかと。
参考品とは言ってもその辺にあるものでもないので、
相応の価格に設定しています。

黄瀬戸の第3期、最終段階のものと思います。
図録に掲載されたり、資料館にあってもおかしくないものと思っています。

高さ　約20.5cm前後
ボディあちこちに染み出し防止の小さな金直しがあります。

サイズはおおよそです。
古いものですので時代なりのスレ疵汚れ等あります。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。