ヨンサントオ前に発売された、鉄道ファン昭和42年7月号。
当時は鉄道が網の目のように張り巡らされ、国鉄だけでなく専用線や炭鉱鉄道貨物引き込み線などなど魅力にあふれていた北九州地区の鉄道だけを集中的に紹介した珍しい鉄道ファン特集号。
▼目次
■北九州の鉄道と列車
■筑豊電気鉄道
■九州電気軌道の木製ボギー電車
■九州鉄道の遺跡
■関門の回顧
■筑豊の一日
■門鉄デフ雑書帖
■八幡製鉄所専用鉄道の機関車たち
■付録 :国鉄EF30形交直流機関車形式図
これ以外にも
北九州を走る国鉄電気機関車、筑豊本線を行く石炭列車。複雑すぎる筑豊地区の線路略図、旧小倉鉄道の小型機関車たち、西鉄北九州線、北九州で見られる九州鉄道の遺跡、かつて存在した「小倉裏線」に関する考察、C11蒸気機関車牽引によるブルートレインさくら20系のレアシーン、筑豊の炭鉱鉄道専用線で活躍する機関車、大分交通耶馬溪線、一筆書き乗車券には欠かせない筑豊における「国鉄毛細血管地域」で距離を稼ぐための回り方、またそのエリアを短絡して効率よく回るための地元バス路線の紹介、日の丸自動車法勝寺電鉄廃止、伊予鉄道横河原線のSL運転廃止などなど、この時代でないと見ることのできない北九州の鉄道事情やその他地方のトピックスが満載。
裏表紙の左上角に三角折れありますが、表紙、中身ともに大変綺麗で、「非常に良い」のコンディションです。
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