1910〜20年代フランスで造られたアンティーク。
1980年代にフランスにてビンテージで買い付けたものです。ガラスシェードのみ。
高さ14cm
直径12cm

ランプのシェードに用いられた装飾は、欧州などでヴィトリオフィカシオンと呼ばれるアールヌーヴォー・アールデコガラスの代表的技術を用いた物で、製作中に色ガラスの粉をまぶし付け、様々な色合いの混ざり合いを演出されています。
造形は量産の出来ないパートドヴェールで、やわらかい曲線のフォルムに、落ち着いたヴィトリオフィカシオンの色合いと相まって、質実の中に優美さを備えます。
その優美で幻想的な色使いは、明かりを灯すと静かに揺らめく炎の様な美しいグラデーションが浮かび上がります。

既にアンティークでしか手に入らない貴重なアンティークガラスシェードです。
最終写真は活用された参考画像です。
古物のため、一点傷を見つけました。最後から2番目の写真を拡大され、ご確認ください。
アンティーク品をご理解いただける方がいらっしゃれば、どうぞよろしくお願いします。