✳︎流し雛(角型)
✳︎作者:柳屋 初代・田中達之助
✳︎製造時期 1970年現地で購入
✳︎状態 箱・栞あり(箱と栞は経年の劣化があります。)
✳︎収納されたおおよそ元箱サイズ
横約12cm
縦約12cm
厚み2.2cm
ご覧いただきありがとうございます。
桃の節句が近づいております。
鳥取県は、隣国出雲と並んで古代文化の栄えてきた土地柄、古い風習を伝える年中行事や民間信仰にまつわる郷土玩具が数多く作られました。
鳥取県の東部では、旧暦の3月3日に災厄を人形に託して川に流す風習として「流しびな」が伝わっています。
鳥取県を代表する郷土玩具として広く愛されており、1985年に「もちがせの雛送り」として県無形民俗文化財に指定されました。
流し雛は、昔は全国にあった風習とのことですが、現在は唯一、鳥取地方のみに残っています。
赤い紙の衣に金の袴と烏帽子が特徴で、慎ましく微笑む雛が桟俵に乗っています。
本作は柳家初代・田中達之助さん作の『流し雛』です。
田中達之助さんは、鳥取県に古くから伝わる古玩の復元に尽力され、土人形や張子など、様々な郷土玩具を制作されたすべての作品になんとも言えない愛嬌があります。
その後、娘さんの宮子さんが引き継ぎ、後に夫の謹二さんとともに制作されておられましたが、現在は廃業されているとのことです。
郷土玩具コレクターの方から譲り受けた品を飾る事無く、しまったままでした。
昔は流し雛を、子供達が小さい頃、毎年2月末から壁に飾っていました。
お手軽で、季節感が楽しめます。
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