ご覧頂き、誠にありがとうございます。

綿の入った良質な着物も、とても良く似合っているお嬢さんです。銘は「徳山」とありまして、初代松乾斎東光、本名岩村徳茂が、「徳山」を別号として使用していたそうです。

昭和初期のお人形で、とても意志の強く、美しいお顔だと思いながら、今も手放すのを少しためらっております。

ふっくらとした頬、微かに微笑する唇、穏やかな眼差しなど、とても良く出来ています。物静かなお嬢さんです。身長は、約53cmです。

最初は、お座りの出来る足にしようかと思っていたのですが、お人形の両手などには紙が巻かれたままで、たぶん発売当初からのコンディションだと思いましたので、お人形は木製の台座に固定されたままにしております。

そのため、お座りのポーズは出来ませんが、発売当初のコンディションの方が貴重なのではないでしょうか。私もこういったコンディションでは、あまり見かけません。

立ち姿のみですが、お着物のお着替えは可能です。お迎えした当初から着物は着ておらず、新しくお嬢さんに似合う着物を着せました。

市松人形15号サイズ（52㎝ぐらいのお人形さん用）の着物と長襦袢です。

桃色の長襦袢を着ており、髪もたっぷりとあります。特に目立った欠損等などはございませんでした。お写真で御判断頂ける方にお譲りします。

＊当方が現在出品しているお人形です＊
#しうまい人形

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