かつて、ユトレヒトに住んでた時、散歩していてその前に住んでたドイツの各家のカーテンの使い方に文化の違いを感じました。
ドイツはびっしりとしたドレープで通りから家の中が見えない様に。
オランダは日本の掃き出し窓程の巾の腰高の一枚ガラスの窓に①カーテンなし!ただし窓辺の出窓に観葉植物の家。①-1 ②部分照明でダイニングテーブル辺りとソファーの辺りがほんのりと明るく出窓に沢山の観葉植物③上から半分までカーテン(そのうち下1/3が模様レース) ④下部が模様レースのカーテンでカーテンの中央部が山の形に短くなり、リビングの中央が良く?見える様になってて、要するにドイツより解放的な、「どうぞご覧ください」の家々が並んでました。
なんて素敵なインテリアや住い方と思いましたがジロジロ見るのもと思いましたが、当時一才半の長男を散歩させる事が日課で「今日はこっちの通り」と毎日ゆっくりと後追いしながら各家のカーテンを楽しんでました。夜は食事風景がうっすらぼーっとそこだけ浮き上がり綺麗でした。
やがて引っ越す時、日本でも使えそうな物を買って帰りましたが、すでにドイツであつらえたカーテン(日本のと少し違ってました)があり、使う所がないまま保管。長い年月が経ち、東京の義両親の介護で義実家の近くの3LDKのマンションに2年程移り済み、そこで初めて長さを測りカーテンに仕立てようやく陽の目をみました。その後、義両親もさらに弱り同居に至り、このカーテンは洗って仕舞い込みました。
義両親も亡くなり、主人も定年を迎え関西に帰り戸建てからマンションに移り、障子の和風の内窓にリフォームし、もはやこのレースのカーテンの出番は無くなりましたので、どなたか使って下さる方がおられるかとメルカリに出すことにし、クリーニングに出し(1,400円でした)昨日出来上がって来ましたので今袋を切り写真を撮ってます。
長さ cm 巾 cmです。