昭和 もしくは大正のものだと思われますが、年号は不明です。
全長50cm の 約5mm から 6mm くらいの厚みがある 鋼鉄の 打刃物になります。
土佐の刻印があり、鋼 ワンピースでできています。
刃を研ぎ直し、滑り止めとして、麻紐を巻き付け、すっぽ抜け防止の パラコードをつけています。
この 類のなたの特徴ですが、通常ナタは片刃になっており 深く突き刺さってしまうため 薪割りが難しいと感じる時がありますが こちらは 諸刃で扱いやすいです。
小牧 割りの時はその威力を発揮します。
また、"石付き"という突起があり、薪割りの時に直接地面に当たらないため、刃こぼれしにくい構造となっております。
50cm の長さもあり スナップを効かせたスイングも可能です。
林業の方に多く愛された名品。
土佐刃物協会の方に聞くとかなり古いものだと思われます。
石付き と呼ばれる 先端に刃こぼれ防止の突起がある、共柄鉈と呼ばれるもので ハンドルがワンピースでできており、枝払いや、枝打ち、薪割り などかなり 渋い 仕上がりになっており、短く持つことで、細かな 削り 作業も可能です。
フルタンク というか ワンピース ですので 強度が抜群です