こちらはフランスのクリスタルの最高峰であるオールド・バカラ(BACCARAT)の、6面体カットアペリティフグラス2客です。
1920年頃。
6面体に抉り取ったフラットカットが一見、力強く感じられますが、手に取ると印象は真逆で、滑らかで潤いがあり手に心地よく、その魅力に圧倒されます。
クリスタルも、光が透過された時の美しさは別格です。
重量もございますが、口縁部分は広口に作られており、シンプルでありながらも計算し尽くされたなカットはバカラ社の高い技術力を示しています。
瑞々しく美しいアペリティフグラス、日本では、日本酒の酒器にぴったりだと思います。
元々滅多に出て来ない作品で、この状態で見つかることは本当に希少です。
冷酒や梅酒などで特別な時間をお愉しみ頂ければと思います。
1936年よりも以前の作品の為、バカラの刻印はありません。
【寸法】
高さ 約8cm
口径 約6.2cm
容量 約40ml(満水)
【状態】
時代的な擦れは御座いますが、非常に美しい状態です。
(アンティークの御品です)