西独DG輸入盤
ベートーヴェン
交響曲第９番
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)
ハンナ・シュヴァルツ(アルト)
ルネ・コロ(テノール)
クルト・モル(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
バーンスタイン、ウィーン・フィルによる「第九」の名演です。ソリストたちと合唱団の質の高さは言うことがありません。あのフルトヴェングラーのバイロイトの「第九」に次ぐ名演だと、個人的には思っています。デジタル録音ではありませんが、西独盤だけあって音質は極めてよく、ライヴならではの緊張感があります。第４楽章の、トランペットが高らかにテーマを吹きならす直前の弦のうねりは涙ものです。1989年のベルリンのややしつこい「第九」に比べ、すっきりと聴けると思います。
ジャケット裏面と、ブックレットにシミがあります。