テリ・ワイフェンバック
全体画面がピンボケの中に、シャープにピントがあった部分が存在するのが特徴。まるで夢の中にいるような、瞑想感が漂い、光り輝く万華鏡を見ているような印象の作品が多い。彼女は学生時代には絵画を学び、画家を目指していた。写真に取り組み始めても、写真で絵を描く可能性への強い問題意識を持っていた。彼女が目指したのは、20世紀前半に一世を風靡したピクトリアリズム的な、モノクロのソフトフォーカスの写真ではなかった。抽象絵画を写真で表現する様々な可能性を考えていた。最初はモノクロ写真で撮影を行っていたが、コダックのエクター25という低感度高画質フイルムとの出会いがきっかけでカラーへの取り組みを開始。それ以後は、色の変化と共に、画面の一部分だけにフォーカスするピント効果を利用した抽象的な写真表現に挑戦し続けている。
フレームは新品で保護ステッカーを貼っていますので、届きましたら保護ステッカーを剥がして飾っていただけたらと思います。
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