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20~30年代ブラックライトモールスキンジャケットです。

フランスの労働着として採用されたモールスキン。「モール(mole)」は英語でモグラを意味し、モールスキンはモグラの毛皮のことを意味します。

太い綿糸を生地の片面だけでなく、両面に起毛させながら織り上げています。丈夫な綿素材でありながら光沢感のあるスエードのような滑らかさを持つ素材です。

当個体は、ライトモールスキンを採用したジャケットです。一般的なモールスキンに比べ、非常に滑らかで柔らかい質感が特徴の素材。



古い個体に見られる特有の前振りの前身頃の仕様が採用されており、縫い止めされたラウンドカラー、Vポケ、ウッドボタン、肩部のシングルステッチといった古い年代のディティールが満載です。

特筆すべきはフロントの４つボタン。通常は５つボタンの仕様が当たり前とされていますがこちらは希少性な４つボタン仕様。

僅かなディティールの差ですが現存する個体は極めて少ないためその希少性は非常に高く特別な存在となります。


また、ボタンにはウッドボタンが採用されています。ウッドボタンは湿気や着用による経年劣化が進みやすく、多くの個体では交換されていることがほとんどです。

本品は当時のオリジナルのウッドボタンがそのままに、袖部分を含めすべてのボタンにクラックが見られません。

裾、袖部分に僅かなダメージがございます。コレクション、アーカイブとしても申し分のない一着です。

着用モデル　173cm 58kg


表記サイズ：（Mサイズ相当）
実寸：
・肩幅　45cm
・身幅　52cm
・着丈　67cm
・袖丈　60cm


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※僅かな採寸の誤差はご容赦くださいませ。
汚れ・破れ・臭いなど...あり