第一次世界大戦、そして第二次世界大戦において、多くの兵士が大切に持ち歩いたという「ピンナップ」。生きるか死ぬかという苛烈極める戦場において、彼らの心を癒やしました。そのピンナップをアートの領域まで伸ばしたのがバーガスや、このギル・エルブグレンです。バーガスの絵が優しい女性らしさを持っているとすればこのギルの絵は男が愛する女の理想像と言ったところでしょうか。ほのかに薫る女のエロスがたまらないですね。アメリカの兵隊がこぞってこの絵の載った雑誌を買い漁ったのも納得です。この絵はもちろん本物ではありません。しかし拡大した写真でわかる様に実際にキャンバスに特殊な印刷方法で刷ってあり、筆の運びやペイントの乗り具合まで感じるほどで、臨場感は半端ないです。絵の具合もとてもいい状態です。額自体でも数万円はしました。かなり立派な額装です。額の大きさは縦68cm横55cmで、見えている絵の大きさは縦52.5cmX横40cmになります。この絵の他に同様のものを2点出品してあります。全部まとめて購入される方にはディスカウントも検討します。