こちらは、 Creamの Eric Claptonや、
Jimi Hendrix、 Jeff Beckらと肩を並べる
伝説のギタリスト Jimmy Pageらが結成した
Led Zeppelinの代表曲 『Whole Lotta Love』と
アルバム 『Led Zeppelin II』を、
「最高の爆音で味わえる」と、
世界中のゼップマニアたちが血眼で探し続け、
数十万円をかけてコレクションしている、
オリジナル盤のレコードの音を収録したCDです。
また、上述のように
「世界中のアルバム 『II』の中で
もっとも音がいい」と言われ続ける
エンジニア Bob Ludwig制作の
USオリジナル盤も全曲収録。
現在も、なぜこのようなロックやジャズの
名盤たちの アナログ レコードが
高値で取引されているかと言うと、
90~00年代以前にリリースされた音楽は、
すべて磁気テープに録音、収録されております。
CDやレコード、ハイレゾ音源を作る際には
そのテープに収録されている音を
使用するわけですが、
残念なことに、そのテープは経年劣化するため、
収録された音が徐々に失われていってしまい、
演奏の細かなニュアンスが聞き取れなくなったり、
「サー」というヒスノイズも増加していきます。
例えばこの『II』などで考えると、
1969年に ツェッペリンのメンバーたちが
完成させたマスターテープをもとに
CDやレコードなどを制作していますが、
2024年にCDなどを作るとしても、
収録できるのはすでに55年分の
劣化が起こってしまったテープからの音、
ということになります。
そのため、もっとも劣化の少ない、
完成したばかりのマスターテープの音を収録している
オリジナル盤が現在人気を博しているわけですが、
数ある伝説的なロックバンドの中でも、
ゼップのオリジナル盤は、現在も
最難関にしてもっとも高額な価格で
現在も取引されている、まさに幻の1枚。
レコードマニアたちが口を揃えて
「高いけどオリジナル盤は音がいい」という、
まさにその音を収録しております。
先日も大変ありがたいことに、
ビートルズの同様盤を出品したところ
早々にソールドアウトとなりました。
非常に希少な1枚かと思いますので、
ぜひこの機会にお手に取り、
長くこの音を楽しんでいただければ幸いです。