五輪塔(ごりんとう)は、インドの5大思想を基に日本独自に考案された供養塔で、地、水、火、風、空の5大要素を現しています。平安時代後期に貴族の間で広まり、鎌倉時代〜室町時代に武将の供養のために盛んに造られるようになりました。地・水・火・風・空は宇宙の5大構成要素を象徴しており、それらと一体化することで、故人が極楽浄土に往生することを願ったものです。本品は、全高約27cmと小型な五輪塔であり、室内にディスプレイすることが可能です。頂部の風・空部分のサイズが大き過ぎず全体的に均整が取れており、鎌倉時代の特徴を有している五輪塔となります。お好きな方、如何でしょうか?
石で作られた伝統的な円錐形と球体の仏教彫刻。
- 素材: 石
- 形状: 円錐形と球体の組み合わせ
- 色: 灰褐色
- 用途: 祭祀、先祖崇拝
- スタイル: 伝統的な仏教彫刻
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