日展作家 馬場九州夫氏の入手不可能の雷神作品です。本人直筆箱書きです。大変希少なものとなり販売されていません。
本物を入手したい方は、出回ってるものではありませんのて、作品の中でも天皇献上品のため最も価値がある器です。
馬場真右衛門窯の2代目馬場真右衛門である馬場九洲夫氏の雷神 反り口朝顔鉢です。見込の雷神の釉薬の溶け方がまさに雷と黒雲の入り交じった文様を醸し出しています。これは2つの釉薬による重ね掛けという技法を使用しています。
重ね掛けとは
ベースとなる釉薬の上に別の釉薬を重ねて掛ける技法のことです。変化を楽しめる一方、トラブルも起きやすい為、何度も何度もテストを行うほど組み合わせが難しいものです。
窯変の制作において、窯の温度と窯位置が非常に重要なものとなります。焼く位置が悪いと釉薬の溶け方が変わり、温度少しでもズレれば窯変にならずと気の抜けない作業です。また窯位置によって釉薬の溶け方も様々で同じ顔がない大変面白いものです。
本作品も同様にひとつの窯変として生まれたものです。釉薬の1300度温度による綺麗な溶け方がみて魅力的だと思います。
窯変では、窯炊き中は終わるまで見張り、温度が変わる度に決まった温度に戻すという神経がすり減る作業の末に出来上がるものです。
日本を代表する陶芸作家と呼ぶにふさわしいです。
また朝顔形状ですが、縁が反っているため非常に面白く品があります。
サイズは15.5cm×高さ6.0cm
共箱、栞、布(全て新品)付きとなります。
よろしくお願いします。
07
ブランド···伊万里焼・有田焼
種類···磁器
種類···鉢
種類···小鉢
アイテム 種類···浅鉢/向付