飛騨高山の伝統工芸品
一位一刀彫りの高砂です。

旅行に行った際に購入したまま仕舞い込んでおりましたので
飾ってあげてくださる方に。
（未使用状態ですが保管期間もありますので未使用に近いとしております）

出品に当たり、一位一刀彫りの高砂の商品を色々調べておりましたが
手持ちの物が非常に表情が良いものだと思います。
また、柔らかい布で拭く（磨く）と、年数の立ったものと思えないほど
綺麗な艶がでてきてくれます。
また、拭いていても布の引っ掛かりがない
とても丁寧なつくりです。
出品に伴い拭きあげしたところ、まるでニスを
塗っているかのような艶が出て参りました。
写真は自然光で撮影しています。

箒の向きは下向きのものと上向きのものが
見受けられたのですが、
どちらにも向けることが可能です。
（写真をご参照ください）

以下、一位一刀彫りの説明もご参考に>ーー
飛騨の象徴である一位の木はイチイ科に属する常緑樹で、古くから銘木として知られています。
江戸時代末期、松田亮長が当地方の一位材を用いて、その木目の比類ない美しさを活かし、彩色をほどこさない独特の根付彫師として、一位一刀彫が大成しました。
その流れを汲む人々によって受け継がれる作風は今日に生き続け、地方色豊かな雅味ある作品が次々製作され、伝統を尊び新技法を取り入れつつ、今もますます研鑽に務めています。
使用する一位材は樹齢四、五百年の貴重なものより吟味し用います。
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