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口が大きく、堂々としたお茶碗です。
福島県は会津の本郷焼、宗像窯七代目、宗像亮一の作品です。窯の中でおこる灰が釉薬となる自然釉の優しい色味は何とも言えない素朴さです。
会津本郷焼とは
会津本郷焼は磁器と陶器が昔から並行して作られてきた産地で、宗像窯では主に陶器を扱っているそうです。近年では陶器でも石を混ぜた半磁器を制作している窯元が増えてきており純粋な陶器を制作する窯は本郷では少ないそうです。黒の釉薬・茶色の土と青い釉薬のコントラストが特徴的で、六代目がブリュッセル万博でグランプリを受賞した「にしん鉢」などからも伝統を継承しつつ新しい作品にも挑戦しています。
今も登釜が使われているそうです。
民芸とのかかわり
宗像窯に民芸運動の指導者達(柳宗悦、浜田庄司、バーナード・リーチ等)が来窯したこともあります。福島県の民窯である会津本郷焼の窯元 宗像窯 で伝統的に作られている にしん鉢(その名の通り、会津の郷土料理「ニシンの山椒漬け」を作るための容器です)が、民藝運動のなか、柳宗悦に見出され広く知られることとなりました。
こちらのお品は、あまり使われておらず、きれいな状態ではございますが、中古品ではございますので、完璧な物をお求めの方はご遠慮くださいませ
☆サイズ☆
直径約14cm
高さ約8cm
箱/木箱入(作家本人によるサインあり)