本体 直径約135ミリ 高さ約73ミリ
共箱 縦約165ミリ 横約165ミリ 高さ約117ミリ
この品は箱書等がなく、メモが入っておりました。
このメモによると、作者は「申相浩」となっています。
この作家さんは韓国人間国宝の「申相浩」です。
ただ、メモしかないので確証はありません。
保管庫に分類された棚には、韓国人間国宝作家 申相浩 先生の作品と同じ分類がされていました。
複数の該当品をこの品と比較したところ、作風に類似した箇所が複数あります。
茶碗の形状、作風、釉薬、共箱、形状などに共通点があるように思います。
そして、この作家さんの作品群の中に保管されていました。
ただ、箱書きがありません。
この品を見てから、箱書きがない理由を考えました。
もしかすると、この品は申相浩先生の「失敗作」だからではないかと想像しています。
私はプロではありませんが、失礼ながら高台の辺とお茶碗の内側底の釉薬の垂れ方がきれいでないように思います。
購入者は先生ご本人から複数購入しています。オマケ的な意味で安くいただいたのかもしません。
メモも添付いたします。
この品の印象を記入させていただきます。
このお茶碗は軽い方かと思います。
持ってみると、とてもしっくり手になじみます。
お茶碗そのもの色や姿かたち、作りはとても優れていると思います。
しかし、私には高台の釉薬が残念でなりません。
慎重にチェックしましたが、欠けや割れはないようです。
以上、私の印象を記入させていただきました。
この品は、長期にわたり保管してまいりました。
見られる方により、上記以外にも「汚れ、くすみ、シミ、その他」など気になる箇所があるかもしれません。
ご了承の上、ご購入ください。