【菊を東籬の下に採って、悠然として南山を見る】
陶淵明集
菊採東籬下
「飲酒二十首・其五」の一節。
陶淵明が殊のほか愛したものは、酒と菊であったという。
東の垣根のもとに咲いている菊の花を手折りつつ、ゆったりとした気分で南山を見上げる。
煩悩妄想の跡形もない、悠々自適の大閑人。
【戸上明道略歴】
昭和10年3月三重県玉瀧に出生
昭和32年龍谷大学卒業
昭和35年大徳寺専門道場 掛頭
小田雪窓老大師に師事
昭和39年立命館大学大学院文学研究科終了
昭和52年玉瀧寺住職拝命
平成18年閑栖
- 商品名: 掛軸
- 素材: 紙
- 内容: 詩文
- 時代: 昭和
- テーマ: 自然
私は茶道の教養・造詣は高くないのでご質問にはお答えできかねます。
写真現物判断でお願い申し上げます。