『水晶の龍』(すいしょうのドラゴン)は、スクウェア(現・スクウェア・エニックス)より1986年12月15日に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用ゲームソフト。スクウェアがDOG(Disk Original Group)ブランドで発売した作品で、コマンド選択型のアドベンチャーゲーム。
本作はSFをモチーフとした世界を舞台に、主人公の少年・ヒューが、宇宙空間に現れた水晶の龍の謎や、仲間たちの失踪事件の真相を解き明かす様子が描かれている。
スクウェアが当時から得意だったアニメーションを多用したビジュアルシーンは、本作品でも特に女性の絵を中心に発揮された。また、本編中のキャラクターデザインと作画協力を佐藤元、アニメーション部分を日本サンライズ(現・サンライズ)が担当した点でも話題を呼んだ。
発売直後の1986年に上記のアニメーションとともにシンシアの声が挿入されたテレビCMが放映された。
ゲーム内容
十字キーのみを操作すると、黒い矢印型のカーソルが画面内を動く。また画面上方にはコマンド(行動内容)を表すアイコンが並んでおり、これはBボタンを押しながら十字キーを左右に入力することで点灯箇所が動く。Aボタンを押すことで、選択したコマンドが前述の矢印カーソルの指し示す場所で実行されるようになっている。
コマンドは全部で9種類ある。以下に画面左側にあるものから順に記述する。これらとは別に、セレクトボタンを押すことで現在所持するアイテムを確認できる機能もある。いずれも途中でキャンセルするにはスタートボタンを押す。
なお、ゲーム中にリセットボタンを押すとゲームスタート直後のドラゴン出現シーンに戻るが、ゲームの進行状況によっては指示に従ってディスクカードの裏面をセットする作業を要する。
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