昔のレトロな霧吹き2点です。ノズル・ピストン部は黄銅(真鍮)ですが、水タンクは真鍮のものとガラスのものです。
ガラスには厚みがあり、製造時の気泡や対向する縦の細線(パーティングライン)が見られます。
真鍮製は明治~大正、ガラス製は大正~昭和(初期)のものではないかと思います。
レトロ品であり汚れやキズ、若干の錆などは否めません。真鍮の水タンクには一ヶ所凹み(画像写真5)があります。ガラスの水タンクに欠けやヒビなどはほとんど見られません。いずれの霧吹きも、ノズル・ピストン部をしっかりと水タンクの口に取り付けることが出来、スムーズなピストン操作で霧を勢いよく噴射できます。
大きさ(㌢)重さはおよそ次の通りです。
【真鍮製霧吹き】
全高14.5、重さ105㌘/
水タンク:高さ7.3、開口径2.6、
底径8.5/
【ガラス製霧吹き】
全高15.8、重さ240㌘/
水タンク:高さ8.3、開口径2.4、
底径7.7/
昔のレトロな霧吹きですが、スムーズなピストン操作で霧を勢いよく噴射できます。テラリウムの水やり、その他の用途に活用していただけると幸いです。