〜春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、紫がかった雲がたなびく頃がよい〜
清少納言の「枕草子」に歌われるようにあけぼのは、ほのぼのと夜が明け始める日の出前の時間帯こと。
波間から雲の合間に昇る日の出を青海波柄で表現した 「あけぼの」高級油煙墨です。
木型彫刻であけぼのを表現し、墨の全面に美しく金箔がまかれた金巻き墨です。金塊のような魅力があります。
濃墨では艶のある漆黒で鈍い光沢を放ちます。淡墨では青紫色を帯びた色になります。
金箔巻きは元々は乾燥によるヒビや割れを防ぐのが目的でしたが、金が触媒になるので墨色に艶と深みが増しています。
また、とても綺麗な金箔仕上げになっています。
よく枯れていますので運筆は軽いです。仮名・漢字、調和体、書画全般に使用していただけます。
清少納言の気分で書を綴ってみてはいかがでしょう。
サイズ
縦112mm横26mm厚さ14mm
重さ約56g
※新品未使用 桐箱入りです。
※上の写真が実物です。
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