タンジェント・ピアノを使用したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集
モーツァルトが1778年パリで作った6曲のヴァイオリン・ソナタ集。
タンジェント・ピアノを演奏するマリエケ・スパーンス1972年、アムステルダム生まれ。
タンジェント・ピアノとはタンジェントという木片で弦を突き上げて音を出すタイプの鍵盤楽器。チェンバロからピアノへの過渡期にあたります。
このアルバムでは1788年ウィーン製のタンジェント・ピアノを使用しています。
バロック・ヴァイオリンのアントン・シュテックは1658年製のヤコブ・シュタイナーを使用。
モーツァルトが想定していた響きを感じることのできるアルバムです。80ページのカラーのブックレットが付いた豪華装丁。
【曲目】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ 第25番 ト長調 K.301
ヴァイオリン・ソナタ 第26番 変ホ長調 K.302
ヴァイオリン・ソナタ 第27番 ハ長調 K.303
ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304
ヴァイオリン・ソナタ 第29番 イ長調 K.305
ヴァイオリン・ソナタ 第30番 ニ長調 K.306
【演奏】
マリエケ・スパーンス(タンジェント・ピアノ)
アントン・シュテック(Vn)