ジョン・コルトレーンが亡くなって2年後、
彼女のデビューから1年後、ロン・カーターとラシッド・アリと組み1969年半ばにレコーディングされたアリス・コルトレーン2枚目のリーダ―・アルバム。
サウンド面はかなりリラックスした印象のいい意味でルーズさが漂う作品。
その穏やかなムードがアリのさらに穏やかなパーカッションとカーターの見事な妙技を包み込んでいます。オープニング・トラックから分かるとおり、カーターが生み出す深いグルーヴをアリが組み立て、その上を駆けるアリス・コルトレーンの軽快なハープが特徴の本作ですが、ハープのステレオタイプから離れてブルージーな演奏を披露する「Paramahansa Lake」やモンク・ライクなピアノとそれを支えるカーターとアリのコンビネーションを堪能できる「Ihs」なども収録。
ジャケットに若干経年劣化見られますが、
音に影響ない微ソリ有 盤質良好です。