アバンギャルドなデザインで昨今人気が出てきているジャパニーズモダンデザインのフラワーベース（花器）。70年代頃のヴィンテージです。すっきりとした白地に、グレーとブラックのアブストラクトアートのような紋様がピシリと入るクール過ぎるデザイン。この紋様が帯のように一周していたら面白くないのですが、アシンメトリーになっているのがとてもカッコいいです。口縁も単純なフラットではなく、大胆に斜めに切り込まれ、角部で立ち上がり、また斜めに切り込むという反復した造形。見た目にシャープさを感じますが胴回りのコーナー部は柔らかな丸みが付いており、この対比が絶妙です。高台とのバランスも良く、見どころの多いデザイン。どことなくコルビュジエ等のモダンな建築を思わせる佇まいです。

目立つ汚れ、欠け等なくコンディションは良好です。内部の角付近にチップのように見える箇所がありますが（最後から3枚目）、これは内部は貫入（かんにゅう：陶器の特性のひとつで、陶器が焼かれた後に冷える過程で、素地と釉薬の収縮率の差によって釉薬がヒビのような状態になって固まる現象。陶器の個性や美しさを引き立てる。）の仕上げをしているのですが、その過程で生じたものとなります。パッと見の外見上、目立つものではありません。

北欧ヴィンテージやミッドセンチュリー系のインテリアともマッチするデザインです。花器としてはもちろん、オブジェ、あるいは小物入れとしても。その他のサイトにも出品を予定していますので、気になる方はお早めにどうぞ。なお、この他にも別途ジャパニーズモダンのベースや北欧ヴィンテージ グンナー・ニールンドのフラワーベース（最後の2枚の画像。こちらは別売品となります）や、その他ヴィンテージ雑貨を出品しています。まとめてお買い上げいただける場合は割引もいたします。

＜サイズ＞
横幅：22.5cm
奥行：11.5cm
最大高さ：10cm

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