古い器です。
「深皿」と言うのか「くらわんか」と言うのかが不明で、両方を記載しました。
手作り、手描きの味わいがたっぷり味わえる器だと思います。
形の歪みはもちろん、大きさの違い、絵の違いが明確です。
特に、空を連なって飛ぶ鳥の方向が違うのには驚きました。
焼いた窯も、おそらく薪窯と思われ、窯の中の砂が飛んで付着しているのが見られます。
また、2個は焼きの甘さと言うのでしょうか、器の外側に貫入が広がっています。
前述のように、同じ器ですが形や大きさに違いがあります。
大・中・小のうち「中」のサイズを記載します。
口径13.8cm、高さ4.2cm、高台幅9.5cmほどです。
高さについては、中サイズの器が一番高く、他の2つより1mmほど高いです。
古さの味わいは満載ですが、こうした状態を「難」であるとも捉えられますので、気になる方はお控えください。
古き良き物がお好きな方、よろしくお願いいたします。