廬山寺(ろざんじ)は、京都市上京区にある天台圓淨宗の本山の寺院。本尊は阿弥陀三尊。寺号は詳しくは廬山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)と称する。紫式部の邸宅跡として知られる。元三大師堂(如意輪観音を安置)は洛陽三十三所観音霊場第32番札所。

ご提供は、紫式部の見開き御朱印と由緒書の二点セットです。

比叡山延暦寺の中興の祖、良源(元三大師、慈恵大師)により天慶元年(938)平安京の北船岡山の南麓に與願金剛院が創建される。寛元3年(1245)に法然に帰依した住心房覚瑜が出雲路に寺を建立、宋の廬山にならい廬山寺と号した。
紫式部の邸宅跡であり、源氏物語執筆の地とされる。物語にちなんだ桔梗のお寺としても有名で、6月から9月初旬には本堂前の「源氏の庭」に紫色の可憐な花が咲き誇る。京都七福神の毘沙門天をまつる。