ジューダス プリースト / 背徳の門 シン アフター シン
Judas Priest / Sin After Sin (1997)
国内盤CD
帯付き
盤面、ブックレット、帯、ケースまで全て「未使用に近い」超美品。
Judas Priestの3作目(1977年)の佳作。サウンド面ではSad Wings Of Destiny(2nd)路線を継承したハードロック・アルバム。メタル化前のJudas Priestの味わい深さを知る人は多いでしょう。パンク・ムーブメントという逆風の中でもめげず、本作も仄かにプログレ感が漂うと同時に、Rainbowのような方向性をもつ若手バンドという雰囲気です。Rob Halford ロブ ハルフォードのボーカルはもう既にハードロックでは収まり切らない領域に達していて、バンドがその後メタル化していくのも頷けます。
本作のレコーディングにおいては正式ドラマーが不在で、Simon Philips サイモン フィリップスをセッションドラマーとして迎えて録音されたことは有名。Simonは一時は正式加入する意思があったといわれています。勝手な想像をすると、まだスターダムにのし上がる前だった当時のJudas Priestにとって、Simonは上手過ぎ・器用過ぎて自分達の方向性に収まり切らないだろうという直感がはたらいてしまうドラマーだったのではないでしょうか。そんな勝手な想像が膨らむくらい、ドラムの上手さも光ります。後にメタルゴッドと化すPriestにとっても、数々のビッグネームからお呼びがかかり続けるSimonにとっても、本作のみで袂を分かったのは正しい決断だったのではないかと。
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