「ＬＵＸＯＲ（ルクソール、ルクサー）」ブランドのスイス製ねじ巻き置時計です。年代（経年）は不明ですが、スイスメイドの精密機械時計の技術が集積されたアンティーク、もしくはビンテージ品ではないかと。
動作品です。定時と３０分に約１秒間隔で「チーン　チーン　チーン」とよく響く音で時報を告げます。

外枠は鉄？に金メッキだと思います。
経年のため、外枠（四隅の角柱、側板、裏蓋、天板、底板など）の金メッキに剥げや細かな線キズなどが多少見られますが、状態は比較的良好と言えます。
文字盤は、ガラス面も含め汚れや損傷などはほとんど見られず状態は良好です。

外枠上下の外周は、彫金装飾が施されています。
文字盤は２針で、時刻目盛りは銀地の環に黒色のローマ数字などが使用。
文字盤の装飾は金色の真鍮彫金によるもので、Ⅻ（１２）時下左右の双龍文様、ガラス面一杯の唐草文様が高級感を放っています。
Ⅵ（６）時の下に「ＳＷＩＳＳ」、Ⅻ時の下に「ＫＵＸＯＲ」の印字が。

置時計の裏面に写真６①～④の調整設定部が、それぞれ次の機能です。
①遅れ進み調整ネジ／②時刻設定ツマミ／
③時報巻きネジ／④時刻巻きネジ／
①は未調整、必要に応じマイナスドライバーなどで調整して下さい。
②で時刻設定を確認。③、④のネジを巻き、時報機能、時計動作を確認。
長期間ではありませんが、時計動作、定時と３０分の時報を確認、置時計に近づくと、カチカチカチカチと規則正しく時間を刻む機械音が。Ｉｔ　ｉｓ　ｗｏｒｋｉｎｇ　ｗｅｌｌ（よく働いています）．
遅れ進みの精度や何日巻きかなどは未確認。オーバーホールの有無は不明です。なお、③、④によるネジの巻き過ぎはゼンマイの破損原因にもなりますので注意下さい。

大きさ、重さはおよそ次の通りです。置時計としてずっしり感が。
高さ１２．５㌢、横幅９．５㌢、奥行６．５㌢／重さ１２８０㌘／

「ルクソール」ブランドのスイス製ねじ巻き置時計です。裏蓋には「１６３３」の番号が、製造番号、もしくは品番でしょうか。
製年（経年）は不明ですが、アンティーク、もしくはビンテージと言えるものだと思います。精度保証が出来るものではありませんが、外観の状態は良好で、時計動作、時報機能などにも特に支障はありません。遅れ進みは調整要かも。
コレクションだけでなく、飾り置時計としてお使いいただければ幸です。