ヒンデミット・オン・トロンボーン
( Hindemith on Trombone)

ロナルド・バロン(trmb , Ronald Barron)

・トロンボーンとピアノのためのソナタ(1941)
・チェロとピアノのための3つのやさしい小品(1938)
・朝の音楽~プレーン音楽祭より(1932)
・ファゴットとチェロのための4つの小品(1941)
・ヴィオラと弦楽のための葬送音楽(1936)
・6つのシャンソン(1939)
・アルトホルンとピアノのためのソナタ(1943)

フレデリク・ワンガー(p)
ローレンス・イサクソン、
スコット・ハルトマン(trmb )
ダグラス・イェオ(bs-trmb)
ロナルド・フェルドマン /
弦楽ens

1990.9.6 11 12 ボストンシンフォニーホールでの録音
CD1枚 ボストンブラスシリーズ　BB1002CD
1991年発売　米盤

ヒンデミットのトロンボーン作品集。

トロンボーンソナタはオリジナル。。「朝の音楽」は、ドイツ・キール南東の都市プレーンの音楽祭のために書かれた4曲の1曲目で、4本のトロンボーンで演奏。

この2曲以外は編曲で、チェロやヴィオラ、アルトホルンのパートをトロンボーンで吹いています。「4つの小品」は、ファゴットとチェロをテナー&バス・トロンボーンの2本で演奏。

さらにめずらしいのは「6つのシャンソン」。器楽曲ではなく、リルケの詩をテキストとした合唱曲をトロンボーン用に編曲しています。

バロンは、ボストン響の首席奏者を1975~2008まで長く務めたヴィルトゥオーゾ。2013年にリタイアしています。このアルバムは、ボストン・ブラス・シリーズの1枚てすが、このシリーズに、バロンのディスクは9枚あります。

指揮のフェルドマンは、ボストン響のチェリストから指揮者になった人で、バークシャー響の監督を30年以上務めています。このアルバムの録音当時、ボストンポップスでウィリアムスのアシをしていました。

ワンガーは、ボストンやウィーンで学んだ、ボストン・ファイン・アーツ室内ensのメンバーです。

ケース、解説に細かい汚れ、キズあり。当方の機器では再生に問題なし。素人保管。

よろしくお願いします。