鷲の頭に載っている王冠は、当時のオーストリアを代表する「三つの階級」(労働者、農民、ブルジョワ)の統一を意味するものです。 鷲の両足につながっている切れた鉄の鎖は、ファシズムからの解放を意味しており、第二次世界大戦後に付け加えられたものです。
鷲の胸には、現在のオーストリアの国旗のデザインの元となったオーストリア大公国の盾がある。鷲の鉤爪はそれぞれ金の鎌と金のハンマーを握っている。これには、共産主義のシンボルである鎌と槌との関係はない。鷲の頭に載っている金の城壁冠(自治都市の象徴)と合わせ、これら三つはカール・レンナーによって制定当時のオーストリアを代表する「三つの階級」(労働者、農民、ブルジョワ)の統一を意味するものとされた。
鷲の両足につながっている千切れた鉄の鎖は、ナチス・ドイツからの解放を示しており、第二次世界大戦後に付け加えられたものである
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