日本の秋を思う香炉です。蓋は咲きほこる菊、側面には金閣寺と紅葉。
飾り香炉としてもお勧めです。
歴史ある伝統の技に培われた銀製品、その独特の渋い光沢や重量感にあふれた風格と薫り高い気品により、殿上人や大名、武家などに愛蔵されてきました。本品は、高度な特殊技法を駆使した精緻な作りが深い芸術性と伝統的な趣を醸しだしています。
職人技の伝統工芸◆銀製の高級香炉
津雪(本名 黒谷津次郎)は、技巧を凝らした細密な立体表現を得意とし美術的価値の高い作品製作を続け、花鳥を主なモチーフとした香合や香炉などを多く残しています。
明治時代から昭和初期にかけて活躍した彫金師です。
富山県高岡市を拠点とし、とくに香炉や香合など煎茶道具の名品を数多く遺しています。
津雪の作品はとても評価の高い逸品です。
目立った傷汚れはないように見えますがシルバー特有の硫化が少しあるので(やや傷汚れあり)にしました
サイズ:高さ約8.5cm×幅約7cm×約7cm 約434g
材質:銀 金メッキ
箱:桐箱
種類...香炉
主な素材...銀 金メッキ
明治 大正 昭和
管理No7766