『四季俳画』 著者/画:野口駿尾 句:上田鷹居 発行:審美書院 26図版 昭和9年 折本 帙付
画家の野口駿尾が、上田鷹居の俳句26首に俳画を描いた『四季俳画』です。
野口駿尾はフランスでインテリアも学んだ日本画家で、日窒コンチェルンの創始者野口遵の弟です。審美書院は戦前美術印刷で有名で野口駿尾も6代目社長にも就きましたが、戦中に便利堂に合併されました。
俳人の上田鷹居(本名:治司)は大分県宇佐市生まれの教育者でしたが独学で俳句を楽しみ、地方文化振興に貢献した方です。宇佐市上田にある鷹居神社は八幡神降臨後一番初めに建てられた社殿だとも言われている宇佐神宮の摂社です。
中央では余り知られていなかった上田鷹居を見出し、共鳴する軽やかな俳画を描いた野口駿尾の審美眼が光る本です。審美書院本らしい上質な装本も魅力的です。
■状態■
帙に褪色、破れ小、爪欠1、虫食い跡などあります。
表紙と後書に虫食い跡小あります
図版本紙は綺麗です。(写真を参照願います)
古本です。ご理解の上ご検討願います。
■サイズ■帙ベース
縦24.5×横21×厚さ2cm(47.5) 578g
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