四言漢詩の盃 九谷焼
大きさ 口径約5.3cm
高さ約2.8cm
盃内に
❝ 春匂明水 ❞で始まる
四言の詩が書かれております。
見込みには
焦茶の地に金彩で景色が描かれ
二重に金線で囲まれています。
飲み口は端反りで、
3mmほど焦茶の地が巡り
金彩模様が付いています。
飲み口の縁は金泥で覆われています。
外側には藍色の文様、
この文様は高貴の方が使われるための
器に許されると伺ったことがあります。
有田などでは殿様や献上の品につかわれ
一般の人々は無地だそうです。
高台の周りには二重の藍の線が引かれ
高台内には九谷の文字があります。
目立つ汚れはありませんが
外側の藍が滲んているところあります。
高台、畳付に二カ所
二重藍線の外側、白色部分に2カ所
1mm弱の茶点あります。
いずれも写真、6.7.8枚目ご参照ください。
どのような由来の品なのか
作者なとはわかりません。
自宅サイドボードにかざられておりました。
記憶にある限りでは、
使用しておりません。
部屋の整理のため出品させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。