※画像3,4はお借りしたものです
・ミニチュア クレイモアソード
▼以下余談▼
あくまでも模造刀剣の初心者向けです。
(上級者はむしろ色々教えて)
結論から言うとデニックスの長剣を買うくらいなら中国製のモノが良く、造形、構造ともに遥かに高品質です。
1/1スケールの長剣のお話です。ダガー等の短剣はそこまで心配する事も無いかなと。
※別にアンチでは無いし普通にデニックスも好きです
(数本を購入した上でのお話)
私が初めてデニックス製の長剣を手に持った時、
手に持った瞬間に違和感を感じました。
妙な違和感、剣に対する謎の不安。
それもそのはず。
画像3,4を観ると非常に分かりやすい。
デニックス製はあくまでも”観賞用”なのでそもそも論として、
振り回せるようには造られていない。
それを踏まえても『持つ』くらいはしますよね。
明らかにおかしい重心、画像3-4のように僅か3~4cm程度のネジ固定だけで90cm~の刀身を支えている。
振らずとも持っただけで壊れそうで不安になります。
――脱線――
ちなみに日本刀の模造刀には2種類あり、観賞用と居合練習用があります。後者は本当に振り回せるように造られています。
そして観賞用についても居合の速度には耐えられずとも、茎はちゃんとあり、実は軽く振る程度なら大丈夫だったりします。
何故素振り不可表記なのか、それは柄が樹脂製で弱いからと言うだけ。
この辺りは多分、持ってみた時に感覚で分かると思う。
(居合練習刀は弟にパクられたから今確認できない( ノД`))
――――
では中国製を勧める理由ですがこちらもそもそも論として、
『中国は振り回す前提で造っている』と言う事です。
”中国刀剣”は基本的に演武や太極拳用なんですね。
中華製って聞くとマイナスイメージを持ちそうになる事もあるけれど、
模造刀剣に関しては全くそんな事は無いです。
中国もしっかり武器の国ですからね。
では中国製の”西洋剣”はと言うと、
日本刀と同じようにグリップ内部まで茎(タング)が伸びています。
伸びているもの、グリップと一体化しているものもあります。
ただしこちらは演武用に造られている訳では無いので居合練習刀のようには行かないと思います。
とは言え、画像3-4のような恐ろしい造りにはなっていません。
あとは刀身の材質の話とかも絡んでくるのですが文字制限