ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ全集(4CD)　
disc 1
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 op.12-1
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.12-2
・ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 op.12-3
disc 2
・ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 op.23
・ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 op.24『春』
・フルート時計のための5つの小品 WoO.33～第3曲（W.ヘス編曲）
disc 3
・ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 op.30-1
・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 op.30-2
・ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 op.30-3
・12のコントルダンス WoO.14～第4番、第7番（W.ヘス編曲）
disc 4
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 op.47『クロイツェル』
・ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 op.96
・6つのメヌエット WoO.10～第2番（エルマン編曲）

アンネ＝ゾフィー・ムター（vn）
ランバートン・オーキス（p）
録音：1998年8月［ライヴ］

1998年にムターはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏をプログラムに据えた“フェイス・トゥ・フェイス”ワールド・ツアーをおこなって絶賛を浴びましたが、当盤はそのうちのヴィスバーデン公演をライヴ収録したもの。近年のムターならではの、柔軟かつ奔放な起伏の大きい表現が聴きどころで、その濃密ぶりには驚かされもするものの、当代きっての名ヴァイオリニストが文字どおり腕によりをかけた音楽造りが大きな魅力を放っていることは確か。このワイド・レンジなムターのアプローチを絶妙にサポートしたオーキスの伴奏も見事というほかありません。

「ムター節」全開、好きな人にはたまらないと思うが嫌いな人は鼻についてしまうのかもしれない。でもムターの華のあるステージに接したらそりゃ魅了されてしまいます。

まずヴァイオリンの美音に圧倒された。体中が耳になったような感じで、この音に釘付けになった。鮮明な録音もすばらしい。表現は個性的なので「これがベートーヴェン？」というひとも居ると思われるが、この美音にはとてもふさわしい。

輸入盤【廃盤】盤面傷無し　35
外装カバー少しすれあり
（厚みの関係より簡易梱包になります）

＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)